
①ハートの形をした南の小さな離島、沖縄県八重山郡竹富町黒島
沖縄・石垣島からさらに南の八重山諸島に浮かぶハートの形をした黒島は、島民わずか200人の小さな小さな離島です。珊瑚礁が広がり「黒島ブルー」と称される美しい海は、旅で訪れる人々を魅了し、マンタやウミガメが優雅に泳いでいます。人口の約15倍、3,000頭もの牛が放牧される「牛の島」としても知られ、夜には満天の星空が広がる、贅沢な島暮らしの時間が流れる自然豊かな島です。
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②水不足の歴史を乗り越え、地方創生の新たな一歩へ
黒島には、1975年まで水道が通っておらず、かつて深刻な水不足や水飢饉と戦い続けたという歴史の真実があります。この厳しい歴史のなかで「水の貴重さ」を身をもって知る黒島出身の玉代勢さんの原体験が、このプロジェクトの出発点。牛の島に新たな産業の柱をつくり、持続可能な地方創生を実現するための、熱いものがたりがここから始まりました。
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黒島の森の奥深く、かつてアワビの養殖場だった跡地にある海水井戸から、深部100メートルの綺麗な海水を汲み上げます。ここには約260万年前の石灰岩層(沖縄諸島更新第四紀石灰岩層)を通じて自然ろ過された、不純物のほとんどない貴重な地下水(海水)が蓄えられています。地球が何万年もの時間をかけて創り出した天然のろ過器を通った、純度の極めて高い奇跡の水です。
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④ 世界基準の清らかさ「マイクロプラスチック・ゼロ」
現代の世界中の海が直面している、プラスチックごみによる汚染問題。しかし、私たちの海水井戸から汲み上げる水は、専門機関の検査で「マイクロプラスチックが検出されない」ほど極めて清浄であることが証明されました。大腸菌などの生物学的汚染も皆無。美しすぎる海を一滴も無駄にせず、科学的にも安全性が実証された、大人の本気の挑戦を描くノンフィクションの品質がここにあります。
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⑤ 西表島から受け継いだ伝統技術と、面白法人カヤックの挑戦
2019年から西表島で培われてきた高度な製塩技術(株式会社ソルトラボ石垣島)を、2025年3月に正式に事業継承しました。この大切な伝統を絶やさず次世代へ繋ぐため、面白法人カヤック(カヤックゼロ)の地域資本主義の取り組みのもと、黒島の地で新たな製造がスタート。独自の技術と昔ながらの「釜炊き」を組み合わせ、職人がじっくり時間をかけて「沖縄黒島の塩」を一粒ひとつ粒、丁寧に炊き上げています。
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⑥島の人々の温かい手仕事と、100%黒島産素材への新たな挑戦
塩が結晶化した後は、普段アーサー(あおさ)の選別を行っているプロフェッショナルである島のおばぁたちが、微細な不純物がないか目視で徹底的に確認します。この丁寧な手仕事をベースに、私たちは今、島暮らしの身近に自生する天然のピパーツ(島コショウ)や、美しい海から収穫した天然のアーサを黒島内でじっくり乾燥・粉末化し、職人が手作業でブレンドする「新しい味(ピパーツ塩・アーサ塩)」の開発にも挑戦しています。島に眠る自然の恵みを、島の人々の手で最高の形にしてお届けするための、挑戦が続いています。
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⑦ ストーリーを肌で感じる「黒島の塩づくり体験」
私たちは塩を販売するだけでなく、この島が持つ豊かな自然や地方創生のストーリーを体験として学べる「塩づくり体験」を実施しています。地元の小・中学校での出前講義をはじめ、観光客の方向けには船会社の乗船券とレンタサイクル、黒島花牛の焼肉ランチがセットになった特別な体験プランもご用意。自分自身の手で塩を炊き上げる感動は、まさに黒島の旅のハイライトとなる、特別な思い出作りのプログラムです。
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⑧ 誇り高きお墨付き「竹富町特産品」への公認
私たちの愚直なものづくりと確かな品質が認められ、2026年3月、正式に「竹富町特産品」に認定されました。西表島から受け継いだ伝統技術と、黒島の豊かな大自然、そこで暮らす人々の丁寧な手仕事が結実したこの塩は、今や竹富町が自信を持って全国、すると世界へお届けする「公式の顔」となっています。
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⑨ 老舗の伝統と名店が認める品質「塩ちんすこう・塩アイス・キャンディとの連携」
優れたミネラルバランスを持つ私たちの塩は、八重山の食文化をリードするプロフェッショナルから熱い支持を受けています。石垣島で長年愛され続ける名門「宮城菓子店」の伝統銘菓『塩ちんすこう』の原料としてあえて指名され、老舗の絶妙な甘みと黒島のまろやかな海の旨味が最高の地産地消コラボを実現しました。
さらに、素材本来のコクを引き立てる塩を使ったアイス!石垣店のジェラートの名店「寿五八」との共同企画八重山アイスシリーズも開始しています。
『黒島産塩ミルクアイス』『竹富島産車海老塩キャラメルアイス(島フードグランプリ特別賞受賞)』『波照間産黒糖塩ミルクアイス』『西表島産こふきかぼちゃアイス』『西表島産ピーチパインソルベ』、
さらに石垣の挑戦者を応援する『ヒーローズキャンディ』の原料としてもこの塩が活躍しています。伝統あるお菓子から革新的なスイーツまで、素材の美味しさを何倍にも引き立てています。
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⑩ 牛とサンゴ、未来を守る「循環型社会」を目指して
たちは塩を作るだけでなく、地域と自然を守る循環型社会の構築を目指しています。製造過程(RO膜)で生まれる淡水は牧場へ運ばれ牛の貴重な飲み水に。また、釜炊き時にできる「にがり」は、サンゴや牛を守るための安心安全な「天然の除草剤」として小中学校周辺等で活用されています(竹富町役場と実証実験中)。この持続可能な取り組みは、未来の島を守るリアルなドキュメンタリーであり、読む人の心を動かすコラムやエッセイのような深いメッセージ性を持っています。
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